まさご座へ行ってきました

まさご座に行ってきました。もちろん、A面で。

まさご座は岐阜の西柳ヶ瀬にある老舗ストリップ劇場。昭和の香りが色濃く残る場所です。以前はB面で行ったことがあったのですが、それは遠い昔話。まぁ、ハメを外す青春時代の楽しい思い出。で、今回は、女装です。

ちょっと恥ずかしいけど、意を決して自動ドアを潜ると、「いらっしゃいませ」と出迎えてくれたのは若い女性の受付係。体温計測をしながら、「女性さんは2000円ですので、その窓口で支払ってください」と。

「一般で。あたし、女装なの」とカムすると、

「えっ」って、固まる可愛らしい女性店員さん。

「えぇ、そう」と言うと、

「お綺麗なので、絶対女性だと思いました」とお世辞でも嬉しい言葉を笑顔で掛けてくれて、無事入店。

劇場は昔のままだったけど、勝手がよく分からず、取り敢えず空いてる席に座って、ショーの始まりを待ちました。

常連さんっぽい方が多く、ほとんど男性。1名だけ女性もいらっしゃいました。皆さん、慣れた様子で、鳴り物でリズムを取ったり、拍手を入れたり、絶妙な紙テープ投げなど。そんなやりとりを見つつ、踊り子さんの妖艶さ、体の柔らかさ、ダンス、表情、綺麗な肌を、じっくり見させたいただきました。

途中で最前列が空いたので、そこに移って。円形ステージの上のお嬢たち、吐息や汗まで感じる距離で、素敵なショーを見てると、ただただ、感動。ちょっとウルっときちゃった。

休憩時間に、男性のお客さんから、「良く来るんですか? それとも初見さん?」って聞かれて、「初見です」って答えたり、「お嬢さん、ココ座っても良い?」って優しく声を掛けていただいたり、女装のあたしにもあまり気を使われなかったのが、居心地よかったです。

しっかり、全てのお嬢のステージを見て、まさご座を後にしました。折角なので、少しだけ西柳ヶ瀬をぶらぶら。

煌びやかな時代を知っているだけに、閑散としたアーケードは少し寂しかったなぁ。。。 

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