雪中調教
ある日、SNSでやりとりしていたあるS様から、「ケイがどこまで頑張れるか、調教してやろう」と、お誘いが。待ち合わせ場所で落ち合って、クルマで移動。向かったのは人里離れた山の中。国道沿いのパーキングスペースにクルマを止めたS様は、
「さぁ、脱ぎなさい」と。優しい口調が、S様の厳しさを物語っています。
アウターを脱いでインナー姿になると、「これを着けて」と。 渡されたのはエナメルのコルセットとTバック。それ以外は身に付けるなということです。
着替え終わると、クルマから降りるように命じられました。外は雪景色で氷点下。身を斬るような冷たさに震えながら雪上に立つと、S様は
「何靴履いてるの? 脱ぐんでしょ」と。
観念して裸足で雪上に立つと、次の命令は
「そこを歩きなさい。そこで立ち止まって、こちらを向きなさい」と。
命じられるまま、雪上散歩。すると山の中といえども国道ですから、時折行き交うクルマが。ヘッドライトの明かりに照らされるたび、他人様に見られる羞恥心で、心臓がドキドキ。さすがにクルマが止まりそうになった時にS様は、「伏せなさい」とあたしを気遣ってくださいました。
何十分雪中にいたでしょうか、寒く辛い調教でしたが、ようやく許しを得てクルマに戻ると、S様が優しく抱擁。その暖かさがこの上ない喜びでした。
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